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インタビュー

マクドナルド越進出のパートナー、「憧れで説き伏せた」


 ファストフード大手McDonald’sのフランチャイズパートナーとなったGood Day Hospitality社の創業者であり、投資ファンドIDG Ventures Vietnam社の社長Nguyen Bao Hoang氏に話を聞いた。

Q: このところメディア関係に投資し、そしてMcDonald’sです。ベンチャー投資家として、新しいチャンスを?

A: メディア業界への投資を非常に好んでいます。インターネット上での広告は、今はまだ、紙新聞のような関心を得られていませんが、数年後には変わるでしょう。

 教育、ヘルス事業にも今後投資します。アジア人の文化、家族文化として、家族の学業や健康のためなら、いくらでも投資することがあるからです。実際、ベトナムの高級教育も現在は、外国で「加工」している状態です。ベトナム人は非常に有能ですが、学業の機会がなければ発揮できません。また欧米、アジアの投資ファンドも、IT関係に始まり、医療、教育へ拡大する傾向があります。

 McDonald’sについて言うと、強調したいのは、これは私が創業した企業の独自の事業であって、IDGの事業ではないということです。

Q: 先日、ベトナムの若手起業家のフォーラムで講演されました。若手の起業の意志をどう見ていますか? 自身の起業に重ね合わせるものは?

A: インターネットがベトナムに登場し15年が経ちますので、いまの若い世代は、テクノロジーに触れることができます。自分に何か足りないとか、誰かに負けているということは考えずに、常に、発展のために自分に合ったものを学び、探求しなければなりません。

 私が起業した頃は今よりもう少し難しかったですが、困難を受け入れ、追い求め、実践しました。外国にいるとき、私はMcDonald’sで働き、ポテトを揚げ、学歴のある人、無い人、さまざまな人と仕事をし、そこから、さまざまなスキルを学び、その経験が、生活とは何かを教えてくれました。初めて得た時給3.75ドル、自分で稼いだ金を手にし、言い表せないほど嬉しかったですし、使うときには、何にでも価値を感じました。

 私が少し心配しているのは、今の若い人の多くは、急激に豊かになりたい、とにかく大金を稼ぎたいと思っていることです。ビジネスをしていれば、誰しもより多くの利益を手にしたいと思うでしょうが、私は、たくさん稼ぎたいという夢を追うことはしません。

Q: 今になってのMcDonald’s進出は少し遅い、という声が多くあります。ベトナムのファストフード市場で激しい競争があり、多国籍ブランドがほぼ出揃っているなかで、プレッシャーは?

A: 私も、この分野の多くの専門家も、ベトナムのこの市場は非常に潜在力があり、多くのチャンスがあるという見方です。ファストフードの利用者は主に20~35歳、ベトナムには9,000万の人口があります。各国では、ファストフード店が軒を連ねていますが、ベトナムの大都市では、しばらく歩いてようやく1軒。市場が上向いたばかりで、飽和には達していないことがわかります。

 またMcDonald’sの違いに、美味しく、アツアツの料理のほかに、サービス手法が非常に重要なものとしてあります。彼らのモットーは、お客様に、熱心なサービスを体感してもらうことです。子供のころ(Hoang氏は2歳になる前に家族と米国に移住)、母に連れられてMcDonald’sに行き、丁寧なサービスを受け、自分が特別な人間になったような気がしたものです。その頃からMcDonald’sが好きになり、そして今も、このブランドを愛しています。

 もうひとつの違いとして、供給網が非常に専業的なことがあります。McDonald’sのシステムは、3本足の椅子に例えられます。その足のひとつが、フランチャイジーであり、もうひとつが従業員、最後のひとつがサプライヤーです。多くのファストフードブランドが、流通業者から原料を購入していますが、McDonald’sはそうではありません。McDonald’sに初めて牛肉を売った店は、今も最大の供給業者ですし、どこに進出しようと、サプライヤーにパートナーを探させ、その国で牛肉を供給する工場に投資をします。McDonald’sの食べ物の質が、どこも全て同じなのはこういう理由です。

 経営にも3つの原則があります。まずは安全な食品、次に均一な質、そして3つ目に店に常に商品があるということです。そのため、新市場に進出するにあたっては、法律、顧客、税金、市場のほか、インフラ、冷蔵倉庫、冷凍車などをしっかり検討します。

 良質のサービスを提供するための、McDonald’sの強みとして育成システムがあり、数年で、ひとつの店が管理できるようになります。彼らの考えとして、ファストフード店を開く戦略がありながら、育成プログラムがない、良好なサービスが提供できないことは、基準を満たさないということです。現在私たちは、外国で大量の従業員のトレーニングを進めています。またMcDonald’sは、出店の決定のために、各国、地域で人口密度、自動車の所有率のデータがありますが、ベトナムではまだ充分ではありません。

Q: ファストフードビジネスの経験がないなかで、多数のライバルを抑えフランチャイズパートナーに決まったわけですが、自身の強みは何だと? 

A: ベトナムでのフランチャイズパートナーになりたいと希望する書類が数百件、面接を受けた人々もみな大企業の経営者で、良好なビジネスをしていると知り、とても焦りました。私には、小さい頃からこのブランドのファンであるという武器しかありませんでした。面接では、私の憧れを感じて欲しいと思いました。また、私は幾つかの分野で成功しており、名前も知る人がいます。McDonald’sの歴史には、私のような人間(ファストフードビジネスの経験がない)も香港進出にあたってパートナーとなっており、面接ではこれを引き合いに出しました。

Q: ファストフード店経営のための用地探しの裏には、不動産事業の目的があると言う人が多いですが?

A: 正しくありません。飲食店を開く上で、好立地を確保するのは非常に重要なことです。ベトナム進出にあたっての最大の困難は、場所です。私たちは、McDonald’sの顧客層に適した場所を探さなければなりません。なぜDong Khoi通りに出さないのか、と聞く人も多いですが、McDonald’sはファミリー向けであり、人口が多く、たくさんの家庭が住んでいる場所が必要なのです。

(Doanh Nhan Sai Gon)


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(2013/08/08 04:04更新)

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