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インタビュー

船舶・航空機配備強化で海洋の安全保障


 アジア海上保安機関長官級会合の準備会合に際して、Pham Duc Linh海洋警察局長に話を聞いた。

Q: 漁業に脅威をもたらす他国の活動が複雑化していますが、海洋警察局はどのような防衛策を持っているのでしょうか?

A: 最近の状況から、特に各国との境界海域や重複海域で海洋警察がより長く海上にいられるよう、活動方法を改めています。まずはベトナムの漁師が、何かあれば速やかに助けてくれる海洋警察がいれば安心と感じてもらうようにしていきます。次に、ベトナムの漁師が他国の海域に入ることがあれば警告し、自国の海域だけで漁を行うよう注意します。

Q: 長い海岸線に広い海域、現在の人材と装備で、任務を実施できますか?

A: わが国の海域は国土の3倍ありますが、すでに海上巡視を強化しています。ただ遠方の海域については、完璧でありません。

 装備にも制限があり、強風や長期活動の場合に、遠方海域に行けません。政府は、遠洋活動を長期的に、難しい天候でも行えるよう、より現代的な船舶や航空機を海洋警察に増強する方針です。

Q: 海洋警察の装備について、具体的に教えてください。

A: 今後は船舶と航空機の増強に優先的に投資します。2012年はじめに、難しい天候下でも長期的な遠洋での活動ができる船舶が導入されます。ほか政府は、ベトナムの海域すべての巡視ができる航空機も装備する予定です。導入は段階的に実施し、まずは長期的な活動ができる船に投資します。

 今後装備する船舶は、救難救助の任務もありますので、船上にはヘリポート、軍医船室、病床も設置し、同時に多数の人間の救助にあたれるものになります。この船が配備されれば、必要なときには海洋警察が来てくれると、国民は安心できるでしょう。

Q: トンキン湾での中国との漁業協力はどのように行われているのでしょうか?

A: トンキン湾での中国との漁業協力協定実現にあたって、政府は海洋警察を主管機関とし、ベトナム側は海軍、海洋警察、国境警備隊、農業農村開発省の水産資源開発保護局で構成されています。毎年、1カ月に1回か2回、区域全体、共同漁業水域の巡視を行っています。この巡視中には、両国の漁師の漁業を検査し、どちらかに違反があれば是正を勧告します。

 次に、両国の共同巡視もあり、今年もすでに1度行っています。毎年1~2回行っており、双方に、共同漁業水域で漁を行う自国、相手国の船舶を検査する資格があります。

Q: 両国の漁師間で衝突が起き、その後中国の海上監視機関と我が国の漁師のあいだで衝突が起きた場合、両国の海洋警察間の情報協力はどのようになっているのでしょうか?

A: 海洋警察は、ベトナムの海洋警察と中国の海洋警察間のホットライン設置許可を政府に提案しています。全体的なものができなければ、直接関連する省だけでも設置できるようにしていきます。

Q: ホットライン設置を待つ間、双方の情報協力はどのような形で行われるのでしょうか?

A: ホットラインが設置された際にはルールが策定されます。海上で何らかの問題が発生すれば彼らが私たちに通知する、または私たちが発見したら、彼らに通知する。先日のような状況を避け、漁師の活動条件を整えるため双方で最良の対策を出していきます。

Q: 能力増強のための各国との協力以外に、複雑化する情勢で海洋警察は政府に何か提案していますか? 中国は、海軍以外に、海上の監視を行う別の機関を設置しています。

A: 海上の治安維持、主権防衛は、政治システム全体の力が求められるもので、何らかの機関ひとつでできるものではありません。海上活動を行う既存のすべての機関は、主権防衛に参加しなければならず、海軍や海洋警察、国境警備隊、または一部の漁業検査機関は、その主要な機関に過ぎません。私たちは、段階的に協力を進めており、海軍、国境警備隊、交通運輸、農業農村開発省、石油・ガスグループ、その他海上活動に関連する機関間の協力をより密にしていきます。

Q: ベトナムの石油・ガスの探査・開発に他国が訪れた場合、海洋警察はどう対応しますか?

A: そこは我が国の主権にある海域ですので、最後まで守ります。譲歩することはありません。重複海域でもなければ、紛争のある海域でもなく、ベトナムのものなのですから。ベトナムは1982年海洋法条約の加盟国であり、加盟国としての責任を全うしています。そして他国にも、それを求めます。

Q: その国が、ベトナムの排他的経済水域内に石油開発用のプラットフォームを設置した場合は?

A: 断固阻止し、それが起きないようにしていきます。プラットフォームを設置するということは、相手に、国際法で認められている我が国の主権に対する違反があるということですから、あらゆる手段を使って起きないようにしていきますし、法的、外交的、また述べたような全体的な力を発揮し、あらゆる形で戦います。

Q: ではアジア海上保安機関長官級会合では、南シナ海問題は話し合われますか?

A: いいえ、平和の維持、海上の安全保障という一般的なことしか言及しません。平和的な環境を維持し、その目標を達成するには、環境汚染対策、救難救助、国境を越えた犯罪など、各国の海洋警察の二国間、多国間の協力を強化していかなければなりません。

(Thanh Nien)


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(2011/07/12 05:50更新)

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