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金融政策諮問委員「金利引き下げは公的支出の削減から」


 国家金融政策諮問委員のTran Hoang Ngan氏は、金利を引き下げ、マクロ経済の安定を図るには、公的支出から金利を引き下げていくべきだと指摘する。

Q: 高すぎる銀行金利が世論の関心事です。金利を下げる効果的な対策は?

A: 2010年のベトナムの財政赤字(GDP比)5.8%というのは高すぎます。我が国の輸入超過もまだ高く、これにより国際収支が赤字となり、外貨準備も減っています。インフレも根本的にコントロールできていないため、金利が突発的に上下し、企業の事業計画に多くの困難が出ています。

 2011年、政府はマクロ経済安定のために経済成長が鈍化することを受け入れます。財政赤字はまず5%に落とし、その後引き続き3%に下げていく必要があります。実現するために政府は断固として不要な支出を削減し、予算、公的資産の使用効果に関心を持ち、税の取りこぼしを防いでいくべきです。特に地方への予算配分は慎重に検討し、浪費が生まれないようにしていくべきです。

 現在、金融政策は締め付けられ、金利も高いため、金融要素はインフレにさほど影響しません。そのため予算に関連する問題の解決、つまり財政赤字の縮小を意味しますが、これは経済の総需要が縮小することになりますから、そこから輸入超過や為替相場の問題を解決しインフレをコントロールでき、金利水準を下げていくことができます。つまり、金利引下げの核は、公的支出に関連する問題の解決ということです。

Q: では、金利政策はどう動かしていけばいいのでしょうか?

A: 金融政策は、融資の質に集中していくべきだと思います。国は、目標ある融資政策を施行し、つまり、事業活動への融資には低金利を適用し、支出削減、不必要な商品の輸入削減のために消費者向け融資の金利は高くすべきだと思います。

 金利については、国家銀行は銀行間市場の金利を基準金利に反映させる形で行い、ディスカウントレート(商業銀行が政府債券を担保に国家銀行から融資を受ける際の金利)、リファイナンスレート(商業銀行が国家銀行から直接融資を受ける際の金利)は、市場の預金金利水準と同等か、それより高くすべきです。そうすれば金融市場では、大銀行が有価証券を担保に国家銀行から安く資金を借り、小規模銀行に高く貸すといったことを避けられます。

Q: 2010年のように、銀行の金利引上げ競争を抑える対策は?

A: 商業銀行の体力は一定でないため国家銀行は、商業銀行ごとの「健康度」を公開していくべきです。そこから、国家銀行は明確な資金注入政策を講じます。例えば、一時的に資金が足りなくなっている商業銀行があれば、国家銀行は指定して、直接資金を注入します。そうすれば市場の金利は安定し、銀行の不健全な競争も終わらせられるでしょう。

Q: ドルの預金金利は年6.35%に達しています。為替相場を上げる圧力になっているのでしょうか?

A: 米ドルとベトナムドンの融資金利の差は現在10%あるため、企業はドルでの融資に集中しています。銀行が預金金利を上げなければ、外貨の融資金利も低い水準となり、企業のドル融資をより刺激し、外貨需要を高め、為替相場を上げる圧力を生み、インフレに良くない影響を与えます。そのためドル金利は高水準にある必要があり、または国家銀行は、ベトナムドン預金金利のようにドル建て預金金利の上限を定め、一方で商業銀行のドル預金準備率を数十パーセントに引上げ、輸入抑制、為替相場安定のためドルの融資金利を高水準にするべきです。

(Nguoi Lao Dong)


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(2011/02/15 03:10更新)

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