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社会とトレンド

ベトナムの消費、8つのトレンド


 ホーチミン市で開催されたセミナー「ベトナムマーケティング2008」で市場調査会社Taylor Nelson Sofres(TNS)のRalf Matthaes社長が、数年にわたって調査したベトナム消費市場に関するデータを示した。
 
 TNSは市場、企業、消費者への調査を通じ発見したベトナムのトレンドとして次の8つを挙げる。

?携帯電話、ネットがコミュニケーションや消費スタイルを変えた:この2つは生活を急変させた。この発展についていけない企業・人間は、自身に限界を設け、チャンスを失ったことと同じだ。

 ベトナムでは特に若い世代が多く、彼らは携帯電話やインターネットをそのスピード感や便利さ、安さから日常的なツールとして使っている。フィリピンでは毎日2,200万のメッセージが携帯電話でやりとりされ、携帯電話は巨大産業となっている。

?銀行利用者の増加:3年前、ベトナムの銀行数は20行だったが、それが今年末には75行となる見込みだ。ASEANで3番目にGDPが低いベトナムになぜ、こんなに多くの銀行があるのだろうか。

 数年前、バイクを購入するのに資金が足りなければ親戚や家族から借りるしかなかったが、今は住宅購入には銀行ローンが利用されている。ATMやクレジットカードの利用者も急増している。

 10年前、富める者はそれを隠したものだが、いまはプラスチックのカードの多さで自らの成功を誇示している。

?大型資産の所有願望:ホーチミン市やハノイ市、その他大都市ではどの家庭にも少なくとも1台のバイクがある。自動車も増えているが、所有にはドライバーの給料や燃料代、駐車場代など多くの費用がかかる。

 人々は住宅を買うことを望み、まるで誰もが裕福だと信じ込まされているようだ。人は自分が裕福だと信じているときには多くのお金を使う。以前は節約できた金額の80%を貯金していたが、いまその割合は20%だ。

?健康意識の高まり:仕事量の増加や内容の複雑化、睡眠時間の短縮などの理由からベトナム人の多くが健康に関心を持ち始めた。特に女性は健康に配慮した食品への関心が高い。これは健康的な外見が成功を意味するからだ。

 現代のベトナム人は忙しく、余暇の時間が減りつつある。G7やVinacafe、Nescafeなどのインスタントコーヒーブランドの成長は、コーヒーがフィルターから落ちるのを待つ人が減ったことを意味する。

?農村生活の都会型変化:テレビや携帯電話の所有者が著しく増加している。ベトナムの人口の75%を農村部が占め、GDPの60%もここから生じており、企業もこの市場に注目し始め、ビジネスチャンスも大きく増している。調査では農村人口の15%がブランド品を所持していることがわかっている。
 
 ベトナムでは人口の若さから経済は著しい成長を遂げ、それに伴い人々は成功や裕福さを他人に示すことに懸命になっている。彼らにとっては携帯電話の機種やビールの銘柄がそれを証明するために非常に重要だ。これもここ3年で大きく変化したことのひとつだ。

 例えビアホイ(安価な生ビール)が大好きな人でも、周囲の目を気にして高級銘柄を頼むようになった。ビアホイは低所得者や、農村の人々の飲み物と考えられているからだ。

?アジア3位の女性労働者数が牽引する市場:ベトナムでは女性の77.3%が仕事を持ち、ほとんどの場合、良い仕事についている。彼女たちは自分の稼いだお金をスパや高級品のショッピングに費やす。ベトナムの女性は今、大きな力を持った消費者になった。

 ベトナムで成功を収めている会社の主な顧客は女性で、このことは買い物スタイルや広告、商品デザインまですべてを女性向けに変えてしまった。ボディケアの方法を知った彼女たちが化粧品やスキンケア・ヘアケア用品、洋服にかける金額は計り知れない。

?子供向け市場の飛躍的成長:年間120万の新生児が誕生し、子供が望むものはなんでも揃っている。オムツ、衣服、ミルク、食品、おもちゃなどの業界はいずれも大きな潜在力を秘めている。

 以前は必要なものがあれば一般に売られているものを買うのが普通だったが、今親たちは最良の品を探して購入している。彼らが小さなときにはとても手に入れることができなかったものだからだ。

 現代の親は、買ってきたミルクを子供が飲まなければすぐに別のものを買いに走る。一昔前までは信じられない光景だ。

?広告に新風:2006~2007年にかけて、テレビの販売台数は伸びていたにもかかわらず視聴時間が減った。このことはテレビによる宣伝効果が以前ほど期待できないということを示している。

 一方でラジオ広告は伸び、印刷物の広告も安定成長している。15~24歳のうち80%がインターネットを毎日利用していることからも、ネット広告の潜在力の高さがわかる。
 
 ベトナムはアジアでフィリピンに次いで2番目に若者が多い。彼らは、今は自分のお金を持っていないが、将来はベトナムの消費動向を左右する層になるだろう。若者は生活に不可欠な飲食の他に、携帯電話やテレビ、音楽プレーヤーなど様々なものを買う。

 そこでベトナム企業は、目先の市場ばかりを追うのではなく、10年先を見なければならない。このことは企業に販売やマーケティング方法の転換をせまるものだ。いくらなら買うか、どこで買うか、どんなデザインが受けるのか、高くて良いものが求められているのか、ある程度の価格でほどほどの品質でいいのかなど、消費者をよく知る必要がある。

(Tuoi Tre Cuoi Tuan)



(2008/04/25 06:50更新)

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