HOTNAM!ベトナム最新情報 HOTNAM!トップ | ベトナムニューストップ ベトナムニュース 【The Watch】 ビジネス最新情報

トップ ニュース フォーラム 基礎データ 書店 生活情報 ディレクトリー
 ニュース検索
 ニュースカテゴリー
ニューストップ
政治・経済
投資・進出
日系企業情報
事件と出来事
統計情報
人事・法律・会計・労務
社会とトレンド
コラム
クローズアップ
インタビュー
 TheWatch ニュース
週4回(月・水・金・土)電子メールで最新ベトナムニュースを送付、日系進出企業の定番情報収集メディアとなっています。
定期購読(TheWatch)
 ベトナム関連書籍
ベトナム関係の書籍情報をさらにジャンル別などで細分化し、分かりやすくベトナム関連情報を紹介しているインターネット本屋さんです。
HOTNAM!ベトナム書店

政治・経済

活気づくベトナムの広告業界、なお大きい潜在力


 市場調査会社TNSによると、ホーチミン市民の8割が外出を好む。この結果から、屋外広告ビジネスの展望も容易にうかがえる。

 一般に屋外広告と聞くと、高層ビルの外壁、高速道路の脇、川沿いなどに取り付けられた大型看板・ビルボードを思い浮かべるが、広告形態は多様化しており、広告主は商品やサービスにより使い分けている。

 高い位置に取り付けるビルボードは工業製品、建材、テレビ、冷蔵庫、自動車など耐久消費財関連が多い。バス停やキオスク、道路脇の旗など背の低い広告であるストリートファーニチャーは、ファストフードや化粧品など日常的な品物に適している。

 その他、交通手段を使って広告するトランジット、人の多い商業施設でポスターやパンフレットを使って宣伝するPOSM(points of sale materials)と呼ばれるものがある。従来からのイラストや電飾による広告の他、現在ではLEDやLCD画面、タッチパネル等も使われている。

 TNSによると、ここ数年の屋外広告業界の売上は約10億ドルで業界全体の20%を占める。屋外広告のNews Outdoor社は、ベトナムの屋外広告に注目し将来のパートナーとしてTre広告の株を取得した。

 広告・イベントのシンガポールFuse社のThomas Ang社長も、最近開催された屋外広告に関する国際フォーラムで、ベトナムの屋外広告市場の急成長を認め、近い将来多くの外国広告会社がビジネスチャンスを求めやってくるだろうと述べた。

 米Vinastar社は2006年、Vietnam Computer見本市で人間がディスプレイ画面を背負う広告装置Pixmanを紹介した。最近ではGucci、Louis Vuitton、Mango、CKなど世界の有名ファッションブランドがベトナム進出し、道路脇や市中心部で印象的な広告を打っている。

 Goldsun Focus Media社はスーパーや高層ビルに大型LCD画面を1,500台設置し、イエローページ電話帳社は、バス停での広告運営を行っている。ごく最近ではNam Tien新技術社が3D立体広告を紹介した。海外で成果を挙げているものだが、ベトナム市場での効果は未知数である。

 Dat Viet広告社の屋外広告責任者Duong Huy氏は、広告主の求めるレベルが上がっているという。顧客のイメージを大切にし、消費者に積極的に訴えかけるものを作るためには美しく目を引くことが必要だ。

 製菓OrionのJong Yeon Jeong社長はトランジットについて、バス1台の年間広告料は約3,000ドルで、雑誌やテレビより非常に安くつき、広告が移動することから多くの消費者の目に触れ、コストパフォーマンスが高いと説明する。

 ハノイとホーチミン市では現在4,000台以上のバスがあり、利用者は毎日100万人。バスは市内の重要路線で運行し、走行時間は1日15時間以上、歩行者の視線などが利点としてある。

 専門家によると、パネルやバス停、公共交通機関を通じての屋外広告は一定の効果が証明できている。屋外広告で最も一般的なのはやはりビルボードで、費用は年間3万~8万ドル。常に需要が供給を上回っている状態だ。

 バス停は新製品や企業の宣伝に最適だ。現在ホーチミン市には屋根付きバス停が350カ所、それ以外が1,000カ所以上ある。世界広告協会の研究では、市民の外出時間は1日平均約1時間半というが、ベトナムでは交通の速度が遅く、もっと長いと思われる。屋根付きバス停での広告料は年間7,000~1万ドルだ。

 2008年には公共の場所に広告用のLCD画面が6,500台設置され、病院、エステサロン、スパなどにも広がるとみられる。この広告形態の利点はターゲットにダイレクトに接近できることにある。

 生活必需品はスーパーやショッピングセンターの画面に、携帯電話や自動車などの高級品はオフィスビルにお目見えするだろう。映像は1日60回程度流される。企業は、広告を見た人の数や宣伝している地域の往来人数の報告が受けられ、経営戦略の修正や調査費用の節約にも役立つ。

 広告で最も争奪戦が激しいのは屋外の大型広告だ。設置許可が下りているところが極めて少ないことが原因だ。ストリートファーニチャーも需要は高いが、許認可の状態が不安定で、実際には長期的に広告できる場所が少ない。

 Cap会長は、政策の不安定さが広告の高品質化を阻害していると指摘する。LEDのビルボードについて、広告会社は最低3年以上継続しなければ投下資本を回収できない。広告可能な期間も公表されていないため予測をたてられず、投資を断念する例も少なくない。

 それでも業界の潜在力が大きいことは明らかだ。TNSによると、ここ数年の広告費の総額は年15~20%増加している。

(Thoi Bao Kinh Te Sai Gon)

(2008/01/09 07:55更新)

ベトナムニュースヘッドライン

[統計情報1月の輸出入額408億ドル、単月で8億ドルの貿易赤字(05/21)
[クローズアップベトナム最新情報4597号 目次(05/21)
[政治・経済 2018年のIPO、ベトナムが東南アジアで首位(05/20)
[クローズアップベトナム最新情報4596号 目次(05/20)
[政治・経済ベトナム航空、アメリカ直行便の就航を準備(05/17)

HOTNAM!トップ > ベトナムニュース > 政治・経済 > 活気づくベトナムの広告業界、なお大きい潜在力 
トップ ニュース フォーラム 基礎データ 書店 生活情報 ディレクトリー

広告掲載 - お問い合せ - 利用規約 - プライバシーポリシー
©1999-2019 HOTNAM! All rights reserved.