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政治・経済

ベトナムが国連安保理入り、国際社会の表舞台へ


 国連安保理の非常任理事国選出について、Pham Gia Khiem副首相は、「国際関係に深く関わる条件を得た」と述べ、世界の平和と安全保障について重要な役割を担うのは史上初めてであり、20年前には考えられなかったとし、「国益、平和的環境、発展に向けた安定のために安保理の機構を最大限に生かす」と話した。

 在ベトナムJonathan Aloisi米公使はKhiem副首相宛ての祝辞で、安保理入りが両国の協力拡大の機会となるとの認識を示している。

 ベトナムの非常任理事国選出は世界の注目を集めている。AFP通信は、Nguyen Tan Dung首相の「世界最大の組織における最高意思決定機関のメンバーとなったことは大変な栄誉であり、同時に重責でもある」という声明を伝え、東南アジア問題を研究するDavid Coh氏の「ベトナム外交史上の大きなターニングポイント」との言葉を紹介している。

 スウェーデンのベトナム研究家Stein Tonnesson氏はBBCのインタビューに対し、「ベトナムの存在感、責任は対内、対外的に増すことになる。国際問題の解決において、自らの役割を果たせるかが問われる」と話した。

 ドイツの有力各紙やテレビ局もこのニュースを大きく取り上げ、ここ数年の国際政治舞台におけるベトナムの地位の変化を反映したものだと伝えた。BBCは、これがベトナム国民の自尊心を高めることになるだろうが、国内の政治や外交面での試練も少なくないとした。

■ 安保理入りが国民の生活に与える影響や、非常任理事国の活動について、外務省Pham Binh Minh次官、Robert Gordon英大使、Carl Thayer教授にお話しを伺った。

Q: 国民の生活への影響は?

Minh次官: 国民は、国際社会における大きな地位向上を誇るべきです。今ベトナムはまさに、ホー・チ・ミン主席がおっしゃっていた列強と肩を並べる国になったと言えるのです。安保理理事国は世界平和の維持に大きな責任を持ち、これはベトナムの平和と安定を保障することでもあります。このようなことから経済が発展し、国民の利益となります。

Gordon大使: 非常任理事国入りは国際社会参入過程におけるステップのひとつで、これには重責が伴います。ベトナムは、国際問題に関する政策決定に参加する機会を得たのです。

Thayer教授: 安保理入りが国民の生活に直ちに、また物質的に影響することはありません。主な目的を国際社会の平和と安全保障とする安保理の成功の度合いによりベトナムは、今後の経済成長に欠かせない平和環境からの利益を享受できます。

Q: 国連の平和維持活動に参加するのでしょうか? その場合の予算はどこが負担しますか?

Minh次官: 平和維持活動への軍の参加は絶対条件ではありません。理事国としてベトナムは、平和維持部隊の活動期間延長や戦地への派遣決定など、平和維持活動にかかわる決定に加わります。ベトナムはこの数年間、国連の平和維持活動に財政的な支援をしています。国連総会でDung首相も発表したように、ベトナムは平和維持部隊への参加を検討しています。

Gordon大使: 医療支援や地雷除去から戦闘地域での平和維持まで、多くの国が様々な形で平和維持活動に参加しています。ベトナムは自らの決定を出せばよいのです。ベトナムはすでに、紛争地域の解決に貢献する用意があるとの意思を表明しています。

Thayer教授: 首相も、条件と能力に見合った平和維持活動参加について準備を進めていると発表しています。ベトナム軍は重要任務に就く訓練を受けていないため、医療部隊や監視部隊を送る形になると思います。国連は平和維持部隊の兵士に給料を支払いますが、武器や設備は各国が自ら携えていかなければなりません。
 国連カンボジア暫定統治機構(UNTAC)が活動していた当時、マレーシアは軍事監視員、タイは軍事エンジニアを、インドネシアは歩兵部隊を派遣しました。

Q: 国家に影響する、政治や軍事的な利害の衝突が発生した場合は?

Minh次官: ベトナムは国連憲章と、あらゆる領土に対する不干渉、独立、自主という原則を遵守します。

Thayer教授: ベトナムは自らの国益を明確にし、他のASEAN加盟国の利益を理解し、次にアジアの枠組みで考えるようになるでしょう。ベトナムはそれぞれの衝突を自らの尺度で測らなければなりません。ベトナムの課題は、国益の柱となる部分に影響を与えることなく協調と譲歩の道を探ることです。これは自ら経験して学ぶしかありません。

 インドネシアは非常任理事国を3度経験し、2008年に共に仕事をする国ですので、よき相談相手となるでしょう。フィリピンやマレーシアもすばらしい経験を持っています。

(Tuoi Tre)

(2007/10/24 07:24更新)

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