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政治・経済

ベトナム:2007年、注目の分野は


― Luong Van Tu商務次官インタビュー ―

 世界貿易機関(WTO)加盟国となったベトナム。加盟元年のベトナム経済について、Luong Van Tu商務次官にお話を伺った。

Q: 今年の経済はどのように動くと予測されますか?

A: 外国投資は引き続き増加、前年比20~30%成長するものと期待しています。金融、特に証券市場が活況を呈し、不動産市場も徐々に持ち直してくると思います。

輸出は最低でも20%伸び、外国人旅行者も、航空分野で最近発生しているトラブルを食い止められれば、前年比10%超の増加となるでしょう。

Q: WTO加盟に際しては、国内企業の海外進出にはほとんど触れられず、外国企業に対する国内市場開放に関する言及ばかりが目立つようですが?

A: ベトナム企業は国外投資拡大を視野に入れており、それに向けてラオス、カンボジアなどASEAN諸国に対し長期的な戦略を立てる必要があります。
2013年までにはほとんどの商品の関税率が0~5%になり、その時点でASEAN市場はほぼ一つの市場となるからです。
 
 巨大な市場である中国に対しても、国境貿易の他、内陸部への商品供給を促進せねばなりません。商品需要の大きいアフリカ各国でも、現地に企業を設立するなどの方法を考えるべきでしょう。東欧も同様に生産工場投資を強化する必要があります。

Q: 法整備は今後どのように進められるのでしょうか?

A: 国会は2005~2010年に100件の法律(法令)を制定(改正)する予定です。WTO加盟に関連し26件を制定(改正)する計画を立て、加盟日(2006年11月7日)までに25件の制定(改正)を終えました。

 ですが加盟前の最終合意により、ビール・酒に対する特別消費税、企業法52条・104条、刑事法における著作権侵害に関する規定の3つを改正せねばなりません。他にも法律に沿って文書を作成・調整する必要があり、今後はそれが非常に大きな課題となります。

Q: 日本との経済連携協定交渉についてコメントを。

A: 第1回交渉はすでに終了しました。協定は日本との経済関係拡大のための環境整備が狙いです。現在最大の援助国、投資国である日本は、ベトナムを東南アジアにおける戦略的市場と捉えています。

(Thoi Bao Kinh Te Viet Nam)

(2007/03/20 03:16更新)

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