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政治・経済

ベトナム首相、オンライン対話に臨む


Nguyen Tan Dung首相は2月9日、国民とのオンライン対話に臨んだ。寄せられた質問約2万件のうち、40件に回答した。

 質問が集中した汚職撲滅に対する取り組みについて首相は、撲滅に向けた決意を述べるとともに、▽汚職事件に対する捜査・起訴・裁判の厳正な実施、▽汚職防止に向けた体制見直し、▽公務員のモラル向上に取り組む必要があると述べ、有能な人物を党・国家機構に取り入れるには民主化以外に方法はないとし、「真の競争環境がなければ、『才能』は判断できない。有能な人間は、何ができるかで測られるべきだ」と話した。

 対外債務に関しては、昨年末時点の国家債務が220億ドル、このうち対外債務が140億ドルという数字を示し、国際金融組織も健全な規模だと評価していると述べた。

また国営企業について、「経済に悪影響を及ぼしており、グループ化なども無駄な組織増加を招くだけ」という声に対し、客観的な見方を欠いていると述べた上で、欠点はあっても国営企業は国家の発展に一定の貢献をしてきており、歴史的な視点も必要と指摘した。

 行政のスリム化については、現在26ある省庁の削減に関して、具体的な内容を今後の第5回中央会議で議論することを明らかにした。長期にわたる行革だが、依然煩雑な手続きが残るなど、経済成長の足かせとなっていることを認め、企業設立手続きや税務コード発給などに際する「企業いじめ」の根絶にも意欲を見せた。

■質疑応答の一部

Le Trung Hieuくん: 将来首相になりたいと思っていますが、首相になるにはどうすればよいでしょうか?

首相: Hieuくんの夢が実現することを期待しています。「どうすれば首相になれるか」、実は、これについて深く考えたことはまだありません。本当のことを言うと、国会での投票の日まで、自分が首相になるとは思っていませんでした。

入党、革命参加以来、それがどんなに難しい問題でも、私は常に与えられた仕事を受け入れ、最高の結果を生むよう取り組んできました。与えられた任務を拒否したことは一度もありません。全力で取り組みつつ、同僚、周囲の人たち、実務、資料、書籍などから学んできました。仕事を通じ、あらゆることを学びました。

 法律、党規、方針を遵守しながら国・民族の利益のために毅然たる行動をとり、誠実に一致団結して官僚、共産党員、ベトナム国民としての意識を高く保ちながら生きてきました。数多の官僚、党員、国民と同じように、私も普通に生きてきたのです。

Le Thanhさん(40歳)他: Le Kha Phieu元書記長はかつてこう言われました。「汚職を撲滅したければ鉄の手が必要だ。だがそれは清廉なものでなければならない」。この「鉄の手」と「清廉」をどのように体現されますか?

首相: Le Kha Phieu元書記長がどんな意味を込めてこう表現したのか、はっきりと存じませんが、汚職撲滅には次のようなことが必要だと感じています。

まずは、家族の一員であれ誰の汚職も隠さない、真の意味で汚職のない状況にする必要性。二つ目に、意識を高く持ち、汚職を嫌い、いかなる者の汚職に対しても戦うこと。報復、嫌がらせ、ポストを失うことを恐れてはなりません。三つ目に、法律を理解し、公共心を持ち、法律を遵守することが大切です。

Ta Anh Tuanさん: 現職大臣には能力が不足している方もおられます。有能で国に奉仕する心を持った人物を抜擢するために、人事面で政策に変更は?

首相: 現職大臣の一部が能力に欠けるということですが、このような評価は客観性を欠きます。現在政府には26の大臣がいます。誰もが長所もあれば短所もあり、得意な部分もあれば不得意な部分もあります。法に背く現職大臣はおらず、また検討すべきモラル違反もありません。

程度の違いこそあれ、全体的に見て大臣のいずれもが非常に努力し、責任を持ってその職責を全うしています。むろん我々、政府および大臣は引き続き修練を積み、さらに努力し、人々の要求に応えていかなければなりません。

Jeremy Taylorさん: かつて銃を構え米国と戦いました。ご子息の米国留学の際にはどのようなお気持ちを?

首相: 軍に在籍した23年のうち13年が抗米戦争の時期にあたります。戦場にいた兵士、また全ベトナム国民は当時、ベトナムの国と民族を傷つける好戦的な政権、米侵略軍を敵視していました。

 私自身も4回負傷し、傷は30カ所以上に上ります。父、叔父もこの戦争で犠牲となりました。ですが私たちは、米国国民、また米国そのものは敵視していませんでした。

今も、ベトナム戦争に反対しデモをしてくれた米国人に感謝し、ベトナムの戦場で夫、息子を亡くした米国の人々とも痛みを分かち合っています。米国の若者が、戦争に反対しワシントンで焼身自殺した時には複雑な思いでした。

 息子は米国の大学で建築の博士号を取得しました。現在は、ホーチミン市建築大学で大学院課程の学生の育成を担当しています。大学生の頃に入党、米国留学の学費は国の博士育成プログラムによるものです。

 国家として、民族として、またベトナム国民として、我々は誰も、民族の痛ましい過去を忘れられず、また忘れてはいけません。その一方で伝統的なベトナム民族の友好心から、党、国家、国民は過去の扉を閉ざし、ベトナム、米国の両国民、両国家の平和、協力、発展、平等、利益のために、将来を向いて友好関係を建設していく方針です。


(Tuoi Tre)



(2007/02/15 03:36更新)

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